これは育ってきた環境などが大きく影響するようなのですが、「不感症気質」などと言われることもあります。性格的な問題や発達障害の側面もあるので、状態によって改善するための対応が違い、難しい部分も多いと思います。
うつ病などの場合は、人とコミュニケーションをとることが苦痛だったりもする訳ですから、専門家の手にゆだねて、慌てないで対応することが大切でしょう。
単純に言ってしまうと、性的な刺激に興奮しないケースのことです。性的な刺激を与えられても、感じない、オルガスムスに達しないのです。ただ、性的な感覚というのは体調にも深く関係していますし、精神的な影響はもっとあると言ってもいいでしょう。
疲れていたり、強くストレスを感じている時などは、感じられないことがあっても当たり前と言える訳です。そのくらい繊細なものとも言えます。
男性の場合は特に、欲求はあっても、体調や精神的なことで勃起障害になり、それがまたストレスになる…といった悪循環も考えられます。
こちらが不感症の中ではいちばん多いのではないかと思います。子供の頃から性的なものに対して非常に潔癖に育てられて、そのまま成長してしまうと、どこかに異性との性的関係に恐怖感や罪悪感を持っていたり、必要以上に恥ずかしいと思うようになってしまうようです。こういった気持ちが快感を得ることの妨げとなって、感じられない状態になります。
また、妊娠することが怖かったり、避妊具に対しての違和感など、他のことが気になってしまうことが原因になっている場合もあります。
他のことが気になると言えば、他の家族と同居していて、「声を出せない」とか「気づかれないように」などと心配をしてしまうことが原因であることもあります。実際に私の友人は、隣の部屋で寝ている子供を気にするようになってから感じられなくなって、夫婦関係が悪化したことがありました。
いずれにしても、何かしらの“恥ずかしさ”や“後ろめたさ”のようなものが邪魔をしているということだと思います。